時間単価を上げる読書術|オーディブルで月5冊が13冊以上になった

朝活・習慣化

先月、オーディブル(Audible)で聴いた本を数えてみたら13冊だった。プラス紙の本3冊。

前は月に5冊読めればいい方だったから、単純計算で倍以上になってる。数え終わって「あれ、こんなに聴いてたんだ」って自分でも少し驚いた。

特別に何かを頑張ったわけじゃない。ただ、車の中で聴くのが当たり前になっただけ。それだけで、これだけ変わるんだなと実感してる。

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本を読む時間なんてなかった

昔は「本を読みたいけど時間がない」が口癖だった。仕事から帰って、家のことをして、気づいたらもう寝る時間。休みの日も、家族のことや用事に追われて、気づけば1日が終わってる。

本屋に行くのは好きだったけど、買っても積読になるのは分かってたから、結局手に取らない月も多かった。月5冊読めればいい方、というのも正確には「読めてた」というより「たまたま読めた月がそれくらいあった」に近い。読めない月の方がむしろ普通だった。

読書自体は嫌いじゃない。ただ生活の中での優先順位が、どうしても低かった。それだけの話だと思う。

時間がないんじゃなく、使い方を知らなかっただけ

今振り返ると、時間がなかったわけじゃない。車の運転時間、家事の時間、そういう「何もしていないようで実は使える時間」を、ただ何もせずにいただけだった。

仕事柄、車の運転が多い。通勤だけじゃなく、仕事中の移動でも運転する機会が多くて、気づけば1日のうちそれなりの時間を車で過ごしてる。その時間、ずっと無音か、なんとなくラジオを流してるだけだった。目も疲れやすいタイプだから、運転中に何か見るという選択肢はそもそもなかったし、耳だけ空いてるのに、そこを使わないまま毎日を過ごしてたことになる。

きっかけはただの気まぐれ

オーディブル(Audible)を始めたきっかけは、そんなに大した理由じゃない。「本を読む時間がないなら、聴けばいいんじゃないか」とふと思っただけ。何かに追い詰められてとか、意識高く始めたとかじゃなくて、それくらいの軽いノリだった。

最初に聴いたのは「夢を叶えるゾウ」。ナレーションに感情が入ってて、思ってたより聴きやすかった。運転しながらでも内容がちゃんと頭に入ってくる感覚が新鮮で、劇団とか朗読が好きな人ならもっとハマるだろうなと感じたのを覚えてる。

「聴くだけで読書になるのか」という半信半疑

最初は半信半疑だった。文字を追う読書と、耳で聴く読書は別物なんじゃないかって。

でも実際にやってみると、むしろ耳の方が入ってくる本もある。特にストーリー性のある本や、感情の動きが大きい本は、ナレーションの力でぐっと理解が深まる。逆に、書き物をしてる時や眠たい時は、聴いてても頭に入らないこともある。そこは本を読む時と同じで、集中できるタイミングかどうかの問題なんだと思う。

これ、目で読んでたら絶対途中で飽きてたな…。

そう思う瞬間が何度もあった。

気づいたら読書量が変わっていた

意識して「読書量を増やそう」としたわけじゃない。ただ、日常の中で聴く時間が自然に積み重なっていっただけだった。

運転中(仕事でもプライベートでも)

さっきも書いたけど、車の運転時間が一番大きい。仕事の移動中も、休みの日の買い物や送り迎えの間も、気づけば聴いてる。

以前はこの時間、完全に「何もしていない時間」だった。今はここが一番の読書時間になってる。運転中は目も手も塞がってるけど、耳だけは空いてる。そのことに気づいてから、時間の見え方が変わった気がする。1日の中で車に乗ってる時間を全部足したら、けっこうな時間になるのに、それを今まで無視してたのはもったいなかったなと思う。

家事やランニングの時間も

車の中だけじゃなく、料理をしてる時間、洗濯物をたたんでる時間、週4で走ってるランニングの時間。こういう「手や体は動かしてるけど、頭はそこまで使ってない時間」オーディブル(Audible)を使うようになった。

家事は1日50分くらいで、全部自分がやるわけじゃなく妻もやってくれてるけど、自分の担当分だけでもまとまった時間になる。改めて書き出すとこんな感じ。

✔︎ 車の運転中(仕事・プライベート問わず)

✔︎ 料理・洗濯などの家事時間

✔︎ 週4のランニング中

こうやって並べると、1日の中に「聴ける時間」って意外とたくさんあったんだと気づく。今まで気づいてなかっただけで、時間そのものは前からあった。

聴く本のジャンルも変わってきた

最初の頃は小説を中心に聴いてた。物語系はナレーションの感情表現との相性がいい。

でも最近は、小説よりも学び系の本を聴くことが増えてる。不動産投資関連の本とか、知識を得るタイプの本を選ぶことが多くなった。理由は単純で、耳で聴くのに慣れてきたら、物語を楽しむだけじゃなく「知識をインプットする時間」としても使いたくなったから。

運転中にただ移動してるだけの時間が、いつの間にか勉強時間みたいになってる。これも、最初にオーディブル(Audible)を始めた時には想像してなかった変化だった。

時間単価という考え方に気づいた

読書量が増えたこと自体もうれしかったけど、それ以上に自分の中で大きかったのは「時間単価」という考え方に気づいたことだった。

時間は有限で、増やすことはできない。それなのに、今まではその時間をタダで消費してた。運転中の時間も、家事中の時間も、何の価値も生まないまま過ぎていく時間だった。

自分の時間はタダじゃない。そう思うようになってから、「この時間、何かに変えられないか」と考えるクセがついた。倍速も最初は不安だったけど、今は1.3倍速がちょうどいいバランスで、同じ時間でもより多くの本に触れられるようになった。

頑張って読むんじゃなく、勝手に積み上がる仕組み

大事なのは、意志力で「読むぞ」と頑張ることじゃなくて、生活の中に自然に組み込まれる仕組みを作ることだと思う。

自分の場合は、それが運転中の耳読書だった。特別なことは何もしてない。ただ、今まで空白だった時間に、聴くという行動を差し込んだだけ。頑張って時間を捻出したわけじゃなく、もともとあった時間の使い道を変えただけ。

頑張ってないのに勝手に冊数が増えてる、ってのが一番いい。

月13冊は、特別なことをした結果じゃない

改めて言うと、月13冊以上聴けるようになったのは、才能でも根性でもない。今まで使ってなかった時間に、聴くという選択肢を足しただけ。

読書量を増やしたい人に伝えたいのは、「読む時間を作ろう」と気合を入れる必要はないということ。むしろ、今ある時間の中で、すでに空いてる時間を探す方が早い。

運転中でも、家事中でも、走ってる時でもいい。自分にとって「何もしていない時間」がどこにあるか、一度見直してみるといいかもしれない。そこにオーディブル(Audible)を差し込むだけで、月5冊が13冊以上になる。自分がそうだったから、けっこう本気でそう思ってる。

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